EV充電設備

電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHEV)は、搭載されているバッテリーに蓄えられている電気の力で走ります。そのため、電気自動車は充電が必要になります。充電する場所は充電スポットと呼ばれ、自宅やオフィスなど、日ごろ置いている駐車場に設置することが理想的です。

特に自家用車であれば、充電スタンドを自宅に設置するメリットは大きくなります。夕方に充電器に接続すれば、翌朝には充電が完了しています。また、いつでも自分のペースで充電することもできます。また、プラグインハイブリッド車は、標準装備されている普通充電用ケーブルをコンセントに差せば充電できるので、自宅にコンセントを設置すれば、簡単に充電ができるというメリットがあります。近年では、太陽光発電システムや蓄電池を備えたエコ住宅も注目され、蓄電機能があり、環境にも優しい電気自動車は、これからますますニーズが高まることが予想され、今後、自宅に充電設備を設置する機会が増えてくるものと思われます。

充電スタンドの設置工事は、
① 設置場所を決める
② 配線ルートを決める
③ 配線工事を実施する
④ 充電スタンを設置する  
という手順で進めていきます。

一方、電気自動車の充電設備の設置は、ただ配線するのではなく、引き込み線の変更など付帯工事が多く、専門的な知識が必要とされます。契約アンペア数と主幹ブレーカー容量、分岐ブレーカー、配線、EV充電用コンセント、アースなどいくつかのチェックポイントがあります。第1種電気工事士の資格を持つ電気工事のプロフェッショナルが、それぞれの環境に合わせた施工を行い、安心して使っていただけるようにサポートします。

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